Don’t forget something

2013 / インスタレーション

アーティストの武谷大介氏と美術教師の梶原千恵氏の呼びかけによる「遠足プロジェクト」のための作品。東日本大震災の支援物資として送られたものの、ニーズが合わず廃棄されることとなった中古のランドセルを70名のアーティストが作品に利用した。

この作品では被災地を含めた様々な故郷をもつ16人にインタビューを行った。「あなたのホームタウンのことを教えてください。」学習ノートにはそのテキストが印刷され、ランドセルに繋がった給食袋に私が想像したその人のホームタウンをドローイングした。その人の持つルーツや拠りどころとなる思い出や形を手探りするような作品となった。

 

 

会場  カナダ大使館高円宮記念ギャラリー、大阪府江之子島芸術センター他

素材  中古のランドセル、給食袋、学習ノート

サイズ 可変